top of page
48文字カルタ・日本舞踊と着物の豆知識
き
きよもと | 清 元
心地よく 一文字を遊ぶ ナルシスト
浄瑠璃音楽の中では新しい音楽
美声を存分に生かした
独吟、二吟という形式によって発生し
時代を経て、時流にあった試みを加えて
親しまれてきました
庶民性を反映し派手で
粋好みの江戸っ子趣味をふんだんに盛り込んだ
メリハリのきいた表現が特色です
特に甲高い声を効果的に裏声で聴かせたり
鼻音を遣ったりする
技巧的・人為的な発声法に魅力があります
リズム感は、邦楽に限らず
どの音楽も共通な事ではありますが
清元は特に「間」を気をつけないと
振りばかり走って見えて
見ている方の居心地を悪くしてしまうように思います
私が清元の曲を踊る時には
節のはじめの発声や
裏声の部分の間の使い方に注意するようにしています
※ 私の経験上の知識です 諸説あり ご容赦下さい ※
bottom of page